「太陽がいっぱい」

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遥か昔に観た「太陽がいっぱい」を最近になってまた観たんだけど、
なるほど同性愛を描いた映画だと聞けば、もう、そうとしか見えなくなってしまう。
トム・リプリーとフィリップはいつも子犬のようにじゃれあっていて
フィリップの恋人(マリー・ラフォレ)は「ワタシといると退屈だからトムがいっしょなの?」と
焼きもちを焼いたりしている。
同性愛の映画だとして、わからないのは、愛憎のはてにフィリップを殺してしまっていても
画面からはそれほど悲しみは伝わってこないこと。魚市場を歩いて死んだ魚の頭を無情にカメラが
映し出しているところだけが自責の念にかられてるのかな?と
思うがちゃくちゃくと完全犯罪を企てて行く。
トムは誰のことも深く愛していないようにみえてそれが、とても虚しくて寂しい。
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by bamboo7771 | 2010-04-22 21:29 | memo | Comments(0)