猫たちの王

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仕事で猫の絵を描くことになって、「あれは、どこにあったかな?」捜し始めたのは、画家バルテュス夫人、節子さんの作ったクッションに刺繍された「猫たちの王」。たしか昔の家庭画報に載っていたはず。それとも洋雑誌の表紙でだったか。。みつからないのでネットで節子さんの本を取り寄せてみた。貴族的なあの猫の姿がどうしてもみたくなって。残念なことにこの「見る美 聞く美 思う美」という本には写真は少なく「猫たちの王」の写真もなかった。

バルテュスとの出会いや節子さんの生い立ちがさらりと。。日本の文化にたいして愛情と誇りを持って生活しておられる様子が書かれています。ついワイドショー的見方をしてしまう私ですが60歳を超える今でもたいへんに美しい節子さん、若い頃はどれだけ美しかっただろう。21歳で55歳のバルテュスと結婚なんてやっぱり世界的な巨匠だから。。などと思ってしまうのですがやはり類い稀な美意識を持つ節子さんをバルテュスは見抜いていたんでしょう。二人のセンスは似ています。ひかれ合って当然なのでしょう。名家の出であることもバルテュスと共通するものがあったのかもしれませんね。

おもいっきり庶民の私の目からは溜息ものですが、手仕事の好きな素晴らしいセンスを持つ節子さんは憧れの存在です。(私のイラストはキッチュで失礼致します。)
節子・クロソフスカ・ド・ローラ
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by bamboo7771 | 2006-08-23 19:34 | personal work | Comments(0)