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ドリームガールズ

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下の記事3/29日「ニューワールドサービス」で待ち合わせした日は長い一日。
やーっつと、「ドリームガール」観て来ました!
もっと早く観たかった。完全に乗り遅れて、今さらにして・・・マイブーム始まりそうです。

前半のジェイミー・フォックスがレコード会社を立ち上げるギラギラした野心的な男を
演じていて個人的には嫌いじゃないタイプだなぁ。
黒人の生み出したR&Bを白人が平気な顔してコピーしてしまう。(そういう時代だったのねぇ。)その事実に怒り炸裂し、黒人文化の反撃が始まるわけなんだけどかっこいいんですよ、そこまでは。暴力や暴動でなくて文化や戦略で反撃していくわけだから・・。
やがて、ビジネスとして大きくなっていき、黒人側のほうが音楽業界を牛耳るように
まで成長していくと、かつての白人たちのようにそこまでするか・・!のイヤ〜な男になっていくんだよねぇ。(ホントに今さら私の説明もないんですけどね)

女の友情の物語としても見れるのでそこにも思いが駆け巡ってしまう。
「やっぱりね、許すことが大事よ。許し合わなくちゃね。」
映画を観た後、アルコールが入って上機嫌になったリーマンおぢさんは言うけれど
(アレハ映画ジャ、実際はそうはいかんのよ・・)と私は思う。
もちろん、学生の時から今でも続いている仲のいい友達はいる。
だけど、すでに縁遠くなった友達も・・。寂しいことだと思うけど。

だけど〜。この映画のもとになったというシュープリームスについてはダイアナ・ロスにリード・ボーカルを奪われた歌唱力のあるバラードは失意のうちに32歳の若さで他界しているということなんでこの映画のように友情復活という訳にはいかなかったみたい。(友情あったかも知らないけど)

エフィー(ジェニファー・ファドソン)やジミー(エディ・マーフィ−)は捨て去られる立場の人間達。
栄光をつかんでいた時期があるだけに重く苦しいものが伝わってくる。だからこそ、ジェニファーが歌う”AND I AM TELLING YOU I'M NOT GOING"はジ〜ンときちゃう。
Commented by タラ at 2007-04-03 13:28 x
とうとう行ったんですね、ドリ!この躍動感のあるイラストもいいなあ〜。ジェイミーの腹黒さもバッチリ出てますね(笑)。そうそう、実際は許すなんてことそうは簡単に出来ませんよね。特にエフィー側に立たされた場合はなおさら。まあ、明るいハリウッドミュージカルで締めくくりたかったってのもあるんでしょうけど、ダイアナ・ロスのエグイ実話を見ても、そんな綺麗ごとじゃなかったと思いますもんね。アメリカじゃ、黒人は白人を許してるように見えてそうじゃない面もあるし、その逆もまた然り。とにかく綺麗ごと、建前が大切な国なのは暮らしてみてよくわかった(笑)。日本もあんまり変わらないかな〜とは思いますけど。でも建前だけ押さえてれば上手く行く世界もあるのよね、ショービス界みたいに。そうそう、bambooさん、SHORTBUS見ますか?ヘドウィックの監督作品。日本は夏公開だそうですけど赤裸裸系。たぶん好きだと思う〜(笑)。
Commented by bamboo7771 at 2007-04-03 16:51
長い道のりでした。ひとりで映画観に行けなくて。寂しがりなんです、最近。ジェイミーはキャラが立っていて似顔絵を描くつもりはないんだけど似ちゃった感じです。建前上手なのは、大人なのかしらね?計算が働くわけだから。ああ、大人になりたくない・・って、・・おばさんでした。
SHORTBUSのサイト行ってみました。ヘドウィグっぽいキッチュな色合い、グラフィックワークもかっこいい!でも内容凄そう!!DVD待つしかないかな〜。
「my Summer of Love 」のYOU TUBE見ましたよ〜♪可愛い色合いの映画だわ〜。これもけっこう内容深い感じ(字幕がほしい!)ですね。
不思議なムードがあとを惹く・・・。
by bamboo7771 | 2007-04-02 19:05 | パーソナルワーク | Comments(2)