2008年 09月 28日
2008.08.26. 銀座で
銀座G8の「追悼 毛利彰展」最終日に駆け込むように行ってきた。
前の週の山下勇三展は見逃してしまい残念。
伊勢丹の毛利彰、 西武(パルコ)の山口はるみ、
というファッションイラストが大活躍の時代があった。
充分時代は間に合ってるはずのワタシなのだけど、
当時は山口さんしか見えてなかったようで恥ずかしながら追悼展で
「あ〜、この方なのか・・」と再確認。
多分'60年代でアメリカのフェイマススクールの先生だってできちゃうぐらい巧い!
リアル!なんでも描けちゃう!服の持つ雰囲気、着るときの気分まで表現できてると思う。甲冑の武士も思春期の少女も、とにかく巧い人。
しかしファッションというものはこれほど身近に心捕われるアートはないな、と
思うもののすぐに色あせて飽きられ、時間が経つとまた評価されたり。
当時を懐かしむ業界の方(?)らしき人で賑やか中
若い女の子たちがグループでやってきてワイワイ♪
少女のヌードの絵の前で
「これがあなたなの〜?」
「そう、小学生の時。」
「ワ〜、いいねいいね。こういうのが残ってるなんて!」
ひと際背の高いスラリとした女性が答えてた。
・・毛利さんのお嬢さんのようだ!面影がある。
ジ〜ンとしてしまった。
Commented
by
nahkid at 2008-10-01 03:28
なぜだか小津安二郎の映画に出てくるような昔の銀座のようにも思えて、いいですね。シンプルで行間のある絵ですね。素敵です。
0
Commented
by
bamboo7771 at 2008-10-01 11:58
by bamboo7771
| 2008-09-28 12:22
| personal work
|
Comments(2)