2018年 08月 15日
2018.08.04. ミッドナイト・イン・パリ daily drawing
2018年 05月 27日
2018.05.25. たかが世界の終わりに daily drawing
2011年 01月 23日
2011.01.23. 人情紙風船 daily drawing

顔の練習。
映画「人情紙風船」の登場人物を描いてみる。
ひとりひとりが、キャラ立っていて顔から受ける印象が役柄にぴったり。
台詞のテンポが良くて(滑舌いい〜♪)
落語みたいに笑える映画なのだけど
でもどっぷりストーリーは虚しいです。
小悪党、髪結新三(中村翫右衛門)をルパンに似ていると言った人がいたけど
なるほどこの軽快さはルパンかもね。
三谷幸喜の群像劇よりおもしろい!!
山中貞雄監督は29歳で戦死し、これが遺作となったそう。
2010年 09月 14日
バベル

画像は先日行った建設中「スカイツリー」です。
(バベルの塔ではないです。)
今日、映画「バベル」をDVDで観る。
いい感じに始まったのに物語が繋がらず盛り上がらなくてがっかり。
ただハリウッド映画が映す東京の町とか、モロッコとか、
メキシコの映像がおもしろかった。
ささいなことでも、通じ合わなければ最悪に不幸になってしまうことも
あるんだよな〜とは思った映画です。
2010年 06月 15日
狩人の夜

今日から「THE MOVIES 21-Suspense-」展始まります。
今回DMを発送せず初日を迎えることになってしまいました。
まこと、ごめんなさい!!
6/27(日)までと会期長めですのでご希望の方にはDMお送り致しますので
メールでお知らせ下さいませ。→yukikitazumi@gmail.com
ワタシは「狩人の夜」(The Night of Hunter)という作品を描きました。
1955製作のアメリカ映画でチャールズ・ロートン監督作品です。
物語の舞台は1930年代不況の嵐が吹き荒れるアメリカ南部田舎町。
銀行強盗を企てた男が大金の隠し場所を告げぬまま吊るし首にされます。
刑務所でいっしょだったハリー・パウエルは大金の隠し場所を
男の子供が知っているのではと勘を働かせ、未亡人になったウィラと二人の子供たちの
前にあらわれ言葉巧みに近づいていきます。
やがてウィラは殺され、母が殺されたことを知らぬまま子供たちは
悪魔のようなハリー・パウエルから必死で逃げる・・という
子供の目から見た恐怖を南部の夜の夢幻的なおとぎ話のような映像で見せてくれます。
ローバト・ミッチャム演じるハリー・パウエルのトロンとした目つきと
両手に刺青した「LOVE」「HATE」の文字が不気味。
2010年 04月 22日
「太陽がいっぱい」

遥か昔に観た「太陽がいっぱい」を最近になってまた観たんだけど、
なるほど同性愛を描いた映画だと聞けば、もう、そうとしか見えなくなってしまう。
トム・リプリーとフィリップはいつも子犬のようにじゃれあっていて
フィリップの恋人(マリー・ラフォレ)は「ワタシといると退屈だからトムがいっしょなの?」と
焼きもちを焼いたりしている。
同性愛の映画だとして、わからないのは、愛憎のはてにフィリップを殺してしまっていても
画面からはそれほど悲しみは伝わってこないこと。魚市場を歩いて死んだ魚の頭を無情にカメラが
映し出しているところだけが自責の念にかられてるのかな?と
思うがちゃくちゃくと完全犯罪を企てて行く。
トムは誰のことも深く愛していないようにみえてそれが、とても虚しくて寂しい。
2009年 08月 14日
2009.08.14. 「流れる」

1956年
成瀬巳喜男 監督
幸田文 原作
山田五十鈴、田中絹代、高峰秀子、岡田茉莉子、杉村晴子、粟島すみ子・・という豪華キャスト
執念でやっと「流れる」を観ることが出来た。
「流れる」のために3回神保町シアターに足を運んだのだけれど
2回ともすでに売り切れ(当日券のみで99席しかない)
「横浜から来てるんだよ!!!なんとかならないのか!」と
怒りだすおじさんもいたとか。
この映画の人気ぶりが伺えます。
山田五十鈴がきれいだった。
昔付き合っていた男性に逢いに行く。。
その支度をしている時のきりりとしたかっこよさ、
約束の料亭に彼が現れないことを知った時大きな目がさっと潤む時の可愛さ。
そしてエア三味線。
観られてよかった。
2009年 08月 11日
2009.08.11. 乱れ雲

1967年
成瀬巳喜男監督
加山雄三
司葉子
成瀬監督の遺作となった作品。交通事故で夫を失った女性(司葉子)が
青森の実家に帰り、加害者の青年(加山雄三)と再開する。
司葉子の崩れることのない上品さが青年を好きになってしまうことで
一瞬乱れるところがとても人間的というか官能的。
苦悩する誠実な若者を演じた加山雄三もすごくはまり役。
若大将より文芸ドラマ路線(?)に行って欲しかった。
十和田湖畔の旅館、山菜採りをする森の緑、雨のバス停。。
瑞々しい風景も魅力な作品でした。
ただ山菜採りをする森で愛を告白する加山雄三が拒まれて
走り去るシーン、加山さんの走りが若大将走りになってたのだけが
残念だ!
2009年 08月 04日
メモ 「日本映画の100年」
後でゆっくり見る為にリンク張っておきます。
しかし、3/4がないのが残念。。
ニコ動はエキサイトには張れないのが、、それも残念。
【ニコニコ動画】日本映画の百年 1/4
【ニコニコ動画】日本映画の百年 2/4
【ニコニコ動画】日本映画の百年 4/4
2008年 05月 29日
ネルソン・マンデラ

昨日は友達とふたりで社会派映画を観てしまった。
「マンデラの名もなき看守」
ほんとはおしゃれ系の「ファクトリー・ガール」を観に行くつもりだったのに。
ジョセフ・ファインズが演じる黒人刑務所の看守から見たネルソン・マンデラ(のちに南アフリカ共和国の大統領となる)を描いた作品。
ジョセフ・ファインは苦悩する繊細な男がいつもうまいんだよね。
ノンキャリで平凡な家庭人の看守の男がマンデラと接触するうちに真実を知り心情を変化させていく。
ネルソン・マンデラを演じるデニス・ヘイワードという俳優もカリスマ性があり笑顔もいい。息子の死を知り、悲しみに耐えようとする大きな背中が印象に残る。
演出は押さえているけれど面会に来るマンデラの奥さんとの会話も泣かせる場面。
先ほどマンデラについて検索したら30年近く投獄されていたマンデラを支え続けたウィニー夫人とは釈放された2年後に離婚している。かなり、ショック!現実ってこうなるのか。
モーガン・フリーマン演じるネルソン・マンデラの映画も撮影スタートしているらしい。モーガン・フリーマンのほうが実際のネルソンマンデラに似てますね。